『自然素材の仕上げ材』を使うメリット 森林の空気に近い室内環境=酸素消費が多い=脳細胞の活性化 (※2013年11月発表 Eva Bianconiらの論文より) 『APi空気断熱工法』〜おさらい〜
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北辰住宅技研 独自の自然素材の仕上げ材
無垢の床板
1 耐久性がありキズのつきにくい硬い無垢の床材
2 呼吸のできる塗料を使い床全体が皮膚呼吸できる構造
3 手入れがしやすく水に強い無垢の床材
オススメ床材 カリン
無垢のカリン床材は800年以上の耐久性があり、人間の皮膚と相性がよく、夏素足で歩いても足がべたつきません。
木のセルロースの中に入っている気泡状の空気が断熱効果を出すため冬は暖かい床となります。
無垢の床材に、植物系の塗料を使うと皮膚呼吸できるため、室内の空気が淀まなくなります。
注)
化学塗料を使うと、木の表面を塗りつぶしてしまうため、全く皮膚呼吸できない状態となります。
一見見た目はきれいになります。
しかし、化学塗料はすぐに劣化が始まり、3カ月に1度はワックスを塗って、塗装表面に皮膜を作り保護する必要があります。
無垢の床材には植物系の塗料を使うと手入れが簡単です。
年月が経つほど木そのもがの持つ油が表面に自然と馴染むため風合いを増します。
住宅の洋風化が進み、現在作られている住宅の床のほとんどをフローリングが占めるようになりました。
やわらかくイグサの香りが心地よい畳も魅力的です。
直接座れて床暖房の心地よさをより体感できます。
ただ、15年に1回程度、表替えが必要です。
無垢の床材の特徴
1 耐久性がある ※無垢のカリン材は700~800年寿命がある
2 健康に良い ※夏素足で歩くと自然と足になじみ気持ちが良い
3 皮膚呼吸ができる ※床材が皮膚呼吸するため室内環境が良い
4 精神安定効果がある ※木を見ているだけで気持ちが安らぐ
5 固い木は キズがつきにくい
6 柔らかい木は 足触りが温かいがキズがつきやすい
7 自然の色むらがある ※塗料は植物性の浸透性オイルが良い
8 最初に植物性の浸透性オイルを塗っておけば その後は水拭き・乾拭きで済み手入れも簡単
9 施工技術が必要 ※加工手間はカラーフロアの4倍
10 価格が高い
11 木が生きているため 収縮し反りも出る
新建材のカラーフロアの特徴
1 見た目がきれいで色むらが無く色も豊富
2 反りやひび割れが少なく収縮もわずか
3 施工するのが簡単で早く仕上がる
4 価格が安く市場も広い
5 防虫処理+接着剤+化学塗料で作られたものはシックハウスの原因となる場合がある
6 木の表面に化学塗料で塗装され木が皮膚呼吸できない
7 無垢材と比べ耐久性が短い
8 表面加工に合わせた定期的なメンテナンスが必要
無垢または天然素材の天井
1 精神安定効果のある無垢の板を使う
2 皮膚呼吸のできる構造にする
3 タバコなどの嫌な臭いを消してくれる脱臭能力のある素材を選ぶ
見ているだけで気持ちが休まる天然素材の天井
天然素材を使った天井材は、精神安定効果や湿度調節、消臭効果、断熱効果があります。
さらに、自然素材を使った天井材そのものが皮膚呼吸しているため、自然換気もします。
最近では、せっかく本物の木を使っても見た目のきれいなウレタン塗装(化学塗料)してしまうため、木材が皮膚呼吸できない状態になってしまいます。
木材の特性を生かすためには、植物油を主体にした皮膚呼吸できる塗装がベストです。
自然界の一部である人間により快適な生物的環境を作ります。
木が持つ木目の美しさは、人の心を癒してくれる精神安定効果やその他の多くの特徴があります。
人類の遺伝子・DNAは、本来森の中で生活をするように身体の構造を設計しています。
リラックス効果のある天井材
1 無垢の杉板+呼吸のできる塗料(洋室)
2 うずくり天井(杉の木目がきれいに出ている無垢の天井材・和室)
3 天然素材を使った天井材(桐板や色々な無垢材)
一般的に使われることの多い天井材
1 耐火ボード+ビニールクロス、または紙クロス
2 ラミ板天井(薄いベニヤ板に木目を印刷した紙を貼り表面コーティングされたもの)
3 つき板天井(薄いベニヤ板に薄いへぎを貼ったもの)
4 化学性物質できれいに仕上げられた天井
無垢または天然素材の内壁
1 漆喰や桐板、杉板、パイン材など天然素材を使用
2 調湿機能=皮膚呼吸のできる構造
3 耐久性があり、年数が経つと風合いが増す
大切なものを包み守る...桐板+漆喰の特徴
1 自然界に存在する素材
2 耐久性が長い
3 精神安定効果がある
4 壁が皮膚呼吸でき、換気扇を使わなくても空気の入れ替えができて
ほとんど結露がおきない
5 断熱効果がある
6 自然素材は有害物質を含まないため、人体に優しい
7 施工技術が必要
8 工期が長くなり施工単価も高くなる
漆喰壁
漆喰壁は、室内での耐久年数は千年以上あると思われます。
イタリアのフィレンツェにある、レオナルド・ダビンチの「最後の晩餐」は、漆喰壁に直接描いたフレスコ画であり、およそ500年の年月を重ねています。
日本でも高松塚古墳やキトラ古墳の石室内に漆喰を塗り、その上に描かれた女官図や天体図は、1300年以上の年月を経て現代にいたっています。
天然木無垢板+漆喰
子供部屋や寝室の壁を「天然木無垢板+漆喰」の仕上げにすると、リラックス効果・湿度調整・消臭効果・抗菌防虫効果・断熱効果等の能力を発揮してくれるため、身体の健康と精神的な安定をもたらしてくれます。
特に桐板は、高価な着物をしまうタンスの素材や金庫の内張として使われ、また、漆喰は土蔵の壁に塗られ、大切なものを包み守る素材として古くから用いられてきました。
一般的に使われることの多い壁仕上げ材の特徴
現在はほとんどの住宅が大壁工法となり、石膏ボードにクロス仕上げが多くなっています。
1 材料費が安い
2 施工技術がなくても簡単にできる(自分でもDIY可能)
3 工期が短い(手間賃が安い)
4 見た目がきれい
5 好きな色や柄が選べる
6 強度がなく 壁に重い物をかけられない
7 12~13年で汚れが目立つ
8 壁が皮膚呼吸できないので結露現象がおきやすい
9 火事の場合有害ガスが発生する
10 化学物質が含まれる